16世紀後半、ハプスブルク家の…
日本人の皆さん!ヨーロッパの人って皆、敬虔なクリスチャンだと思っていますか? 実は、そうでもないんですよ!若い人達の間では、私達と同じくらい、信心はありません!
展示の様子の他、どうやってアート作品が作られているのか、衝撃の動画が見られます。
上の写真、よく見てください!白いキリスト像が、矢に刺されています!その後ろのマリア像とかも変…にされちゃってます!見ている女性は…苦笑…していますね!
マリアとイエスの像をこんなにしちゃうなんて…。こんなにしないと気が済まなかったなんて、もう本当に「愛と憎しみの果て」ですね! 皆様、もと敬虔なクリスチャンだった芸術家の気持ちを察してあげて下さい!
「マドンナ」とは「聖母」。「フランチェスコ」とは今のローマ法王と同じ名前の聖人。「シャルトル」とはパリにある聖堂のこと。…ってことは、この聖像はパリから来たのカナ?…ちょい為になる教養コーナーでした!
この作品展の写真で、一番ドギモを抜かれたのがコレ。こうまでされても怒らないキリストは、まさに「愛と許しの救い主」だと思われます。日本の神様だったら、怒り…ますね(苦笑)。
こんなオシャンな置物だったら、自分の部屋に置いてもいいかな、って思います💜100円ショップグッズを組み合わせて、作ってみようカナ💙(…でもジーザスの身体を切り刻む勇気はない、弱気の日本人の私です)
エナメルタッチの血のり?が気になりますね! ちなみに「ピエタ」とは、十字架から下ろされたイエスの亡骸を、マリアが涙ながらに抱きかかえる彫刻や絵のことを指すんですよ♬
あら!よく見ると、イエスは十字架を引きはがされていますね!こんな今ドキのチュールスカートをはかされて…、まさに昇天しそうです。あなたはどう想像しますか?
乳母車の赤子(イエス)は絵画の中に帰っちゃったんですかね? それにしてもマリアの乳の位置が気になりませんか、皆様(笑)?イエス様も手を挙げてビックリしていますよね!!
最後の晩餐の時に、イエスは13人の弟子に「ワインは私の血であり、パンは私の肉である」と食事を薦めたのです。だからといって…、このジョークはストレートすぎますね!!
こんなアート、今はオランダ内ではクールにとらえられているようです。特に聖像を好むのはキリスト教の中でもカトリックであり、このアートの発祥地オランダはプロテスタントが多いからかもしれませんが。
この特集のためオランダ語から英語に翻訳をしてくれたオランダ人のアネットに「オランダ人てすごいね!日本人にはこんなことはできないよ」と言ったら「なんで?」って返されちゃいました…!(がーん)
日本人はほぼ無宗教なのに、こういうことができないのは、「全てのものに神様が宿っている」という、古来からの考えがあるからかもしれませんねえ…。神様に怒られたくないモン!!(たたりは嫌だー!)
このノードブラバント美術館のあるデン・ボス(正式名称セルトーヘン・ボス)はアムステルダムから電車で日帰りで行ける、とても可愛い街です!オランダに行く機会があったら是非行ってみてくださいネ
★Thanks to★Josine Maaike Annette